今回は、プロジェクト班(全員)と撮影班(2人)、広報班(1人)、シアター班(1人)で、ペピータくらぶのスタジオに訪問した。
活動内容は以下の流れで行った。
1. 挨拶と自己紹介
2. 簡単に体を動かす
3. 手を使ったコミュニケーションを繰り返す
4. 全体の振り返り
【振り返り】
初めに、自己紹介や挨拶を行った後、簡単なゲームやウォーミングアップを行った。
それによって緊張していた空気が和らぎ、コースの学生とペピータくらぶの人々との間に自然な会話が生まれたように感じた。
手を使ったコミュニケーションでは、ペアを組んだ相手と言葉を使わずに手や体の動きで会話をした。
初めは戸惑っていたものの、相手に合わせるようにしてテンポよく手と手の会話のキャッチボールが行われていた。
最後の振り返りでは、初めての体験に驚いたことや嬉しかったことなどポジティブな感想がみられた。
一方で、同時にコースの学生が共通して抱える現時点での課題も見えてきた。
特に大きな課題は、自らの動きに意味を持たせることや、相手の動きの意図を正確に汲み取ろうとすることに囚われすぎてしまったことである。
障害の有無に関わらず、話せる言語やある言葉への認識が人それぞれ少しずつ異なっている中で、言葉のないコミュニケーションとはどのようなことを意味するのか、改めてひとりひとりが考えさせられる体験だった。