今回の授業では、プロジェクト班がペピータスタジオへ訪問し、最後のワークショップを、他の班では、当日に向けての最終調整を進めていった。
撮影班は、公開ワークショップで流す映像の完成に向け、撮影・字幕の作成・細かな点の修正などに取り組んだ。
誰が編集をするのか、誰が撮影をするのか、誰がタスクを整理するのか。
これらを手探りで決めていた当初に比べ、どの仕事を誰に頼むのが最適なのか、今では感覚的に掴むことができる。
これは、撮影班の中だけに留まらない。
ひとつの目標に向けて一緒に努力しているからこそ、仲間の得意なこと・苦手なことを理解できるようになる。
相手を深く知ることで、また、自分を深く知ってもらえることで、その関係性がとても心地よいものになっていく。
「いかた」について考えていく中で撮影班やこのコース全体が、自分自身にとって「居場所」と呼べる空間になっていったことが、わたしにはとても嬉しかった。
公開ワークショップまであと1週間もない。
悔いが残らないように、終わった時に「楽しかった」と思えるように、残りの時間を過ごしていきたい。