top of page

長津結一郎『舞台の上の障害者 境界から生まれる表現』精読



長津結一郎さんの『舞台の上の障害者 境界から生まれる表現』を読み、6つの班に分かれて各章の要約、重要な箇所をまとめ、15分間で発表した。

それぞれの章の発表を聞いて生まれた疑問点を、次週の長津さんご本人によるゲスト講義で質問する。

第一章【3班】 研究の背景 

キーワード:境界

障害者の表現活動の何が問題か?

日本における障害者の表現活動 「福祉」「芸術」「療法」

第二章【4班】 障害者の芸術表現活動が抱える課題と問題提起 

キーワード:アウトサイダー・アート

障害の立ち位置、障害学とは 

日本における「アウトサイダー・アート」「アール・ブリュット」

表現を通じた障害の「他者化」

第三章【1班】 「差異」と「共同」──マイノリマジョリテ・トラベル 

キーワード:境界 共同性 エイブル・アート

公演『ななつの大罪』

マイノリマジョリテ・トラベルの活動意義

第四章【2班】 「関わり」から生まれる表現──森田かずよ

ダンス公演『アルクアシタ』

自らの「リアル」の追求

劇団『夢歩行虚構団』

循環プロジェクト 公演『≒2』

第五章【6班】 「障害」「健常」再考──思考実験を通じて

異形の身体としての「障害」

ジャック・デリダ「歓待」

第六章【5班】 障害者の芸術表現活動が持つ多元的な価値

キーワード:共同性 共犯性

「共同性」とその限界 「共犯性」 

共同の「ファシズム」「暴力性」

今後の展望



制作中はキーワードについて話し合いながら取り組むと、新しい視点から考えることが出来た。障害者とアートの関係性、表現活動を学ぶことで、障害という立ち位置の曖昧なものをより深く知っていくことに繋がった。



K/M

bottom of page