皆さん、こんにちは!
今回の授業で私達は、平成30年11月に策定された武蔵野市文化振興基本方針を読み解き、グループごとに分担を決めて発表を行いました。
また、自分自身・成蹊大学生が武蔵野市や多文化共生に対して「アート」「アートプロジェクト」でアクション・リアクションできることはあるのか?ということをあわせて考えました。
グループごとに「基本方針策定の趣旨」「文化施策を取り巻く動向」「武蔵野市の成り立ち」「市の文化をめぐる現状と課題」「基本方針の目標と基本的な考え方」「5つの方針」「方針の推進にあたって」「巻末資料1~4」「巻末資料5~8」についてそれぞれ発表しました。
発表の中で私達は、武蔵野市が高齢者や子どもに向けたアプローチを優先している点だけでなく、「将来は国際化・多様化する社会に応えていく」という記載をあえてしていることから、武蔵野市が今後は国際化にも向き合っていく必要があると考えている、ということを読み解くことができました。
行政の視点からの学びとしては、武蔵野市は文化振興課がないことや、文化に関することを担っている市民活動振興課が特に力を入れているのは平和事業であるなど、自分たちで芸術的なイベントを行っていることがほとんど無いということに気付かされました。
武蔵野市は市民文化を支える立場であるという意識が強いため、「芸術」に改めて向き合う環境が完備されていないことなどが課題としてあがりました。
その一方で、どのような層の方々の回答を基に、本方針のアンケートを作成しているのか、今一度検討していく必要があるようにも感じられました。
資料内の内容からどんなことが分かるのか、また何を伝えようとしているのかを読み解いていくことの重要性を学ぶことができました。
今回の学びや気づきを自分たちの中に落とし込み、今後の研究や活動にいかしていこうと思います。
Y.M